ZI:KILLという日本のロックバンドをご存知だろうか?
私が彼らの音楽に初めて出会ったのは小学校5年生の頃。BADmanという楽曲のMVを見た瞬間に虜になりました。
詳しくはこちらで語ってますので、ぜひご覧ください
ZI:KILLのアルバム「ROCKET」のMVの舞台がロンドンということで、この作品を初めて見た頃からいつかイギリスに行ってみたいと思うようになり、今回イギリスを留学先として選んだのでした。
もう30年も前の作品なので今更感はありますが、せっかくイギリスに来たのでZIKILL MVのロケ地を巡ってみようと思い立ち、出発することにしました。
映像からだけではどこなのかさっぱりわかりませんが、改めてMVのクレジットを見ていたらロケ地の情報が載っていました。
とりあえずこの3箇所がロケ地のようです。他はスタジオの名前でしょう。
ということでこの画像を手掛かりにウェブで調べてみるとしっかり出てきました。
「ROCKET」の舞台 Crossness Beam Engine
まず初めに向かったのはアルバムのタイトルにもなっているメイン楽曲「ROCKET」の撮影が行われた”CROSSNESS BEAM ENGINE”
ヴィクトリア時代のロンドンを支えた下水処理施設の心臓部だった巨大蒸気機関で、現在は世界的に貴重な産業遺産として保存・公開されています。
そう、つまり現存している施設で見学ができるのです。
毎日オープンしているというわけではなく、STEAM DAYと呼ばれる蒸気機関の稼働日と、特別なイベントが行われる日だけオープンしているようで、それ以外の日に行っても中には入れないようです。(予約必須です)
Crossness Engine Trust 公式サイト
最寄駅「AbbeyWood」からシャトルバスでCrossnessEngineTrustへ
Crossness Engine Trustの施設に行くには最寄駅のAbbeyWoodからシャトルバスが出ているので、簡単にアクセスできます。
AbbeyWoodまではロンドンの中心部から30分ほどで、比較的新しい建物が立ち並ぶ閑静なエリア。日本の港区みたいなイメージでいい場所だなって感じました。ロンドンはゴミゴミしてて住みづらそうですが、AbbyWoodなら住んでみたいなーと感じるそんな場所。
さすがに観光客が来るような場所ではないのか、見かけるのは家族づれやお年寄りなど、ほとんどがイギリス人のようでした。
建物の内部は小さな博物館になっていて、排水設備の資料や道具や機械、昔のトイレなどが展示されています。
そして博物館の奥に今回の目玉、蒸気で稼働する巨大なポンプが展示されていました。
とても古いものなので現在でもまだ動くというのが驚きですが、これならメンテナンスにも時間がかかるでしょうし、オープン日を限定にするのもうなづけます。
ROCKETの撮影が行われたのはどこだろう?と探しながら、蒸気機関の2階部部へ上がれる狭い階段を登っていくと、そこがまさにROCKETのMVが撮影されていた場所でした。
ここでZIKILLの面々が撮影していたのかーと思うとなんだか感動。
ただ床が1階も見通せるように金網状になっているのでちょっと怖い。古い施設なので耐久性に不安を感じながらも結構長い時間内部を見学していました。
「I LOVE CAT」の舞台 Falcon&Firkin Pub
Falcon&Firkinというパブは現在ではもう存在していませんが、建物だけはまだ現存しているようです。現在はPeople’s Park Tavernという名前のパブになっているようです。
だいぶ様変わりしているようなので、今回のロケ地探訪からは外そうかと思ったのですが、1箇所目のBeamSteamEngineを思ったより早く見学し終えたので、ランチがてら行ってみることにしました。
ひとまずAbbeyWoodから一番近そうな駅Hometornへ向かいました。駅から少し歩きますが、MAPを頼りに向かうと15分ほどで到着。
MVでは外観が映っていないのでよくわかりませんが、現在も営業しているパブなので中を覗いてみました。
MVではメンバーが演奏している部分しか写っていないので建物の構造がどうなっているのかいまいちわからないのですが、おそらくメインエントランスの横の小さなスペースがMVの舞台だった場所でしょう。
今は鎧が立ってますね。窓の位置などが一致します。
パブの奥には内庭のようなテラス席の空間があって、カウンターの奥に庭に抜ける出入り口があります。電話していたのはこの辺りでしょうか。
カウンターの位置は多分以前と変わっていないでしょう。カップルが会話していたのはこの辺ですかね。
カウンターの横にトイレがあり、入り口脇にアーケードゲームの筐体が並んでいます。よく見ると筐体の奥に大きな鏡がかかっているのが見えるので、もしかしたら老人がチェスをしていたのはここかもしれません。
時間が経ちすぎて、店内の様子が様変わりしているので、いまいち実感は湧きませんが、念願のサンデーローストとビールをいただいて、ZIKILLロケ地めぐり1日目は終了しました。
「CALLING」の舞台 MentMoreTowers
MentMoreTowersはロスチャイルド家の旧邸宅で、ロンドンから電車で40分ほどの小さな町Cheddingtonの近くにあります。MentMoreTowersは現存する建物ですが、残念ながら現在は一般公開されていません。
以前は公開されていたようで、映画BatmanBeginsのウェイン邸として撮影にも使用されています。建物の老朽化による崩落の危険性から現在はほぼ廃墟と化しており、侵入できないように厳重に管理されているようです。
ということで、訪れるにはリスキーすぎるので、今回はやめようかと思ったのですが、次にイギリスに来ることがあるかもわからないし、来たとしてもCheddingtonまで行くことも多分ないだろうと思うので、とりあえず遠目からでも眺められればいいなという思いではるばるCheddingtonへ向かいました。
Cheddington駅から歩いてMentMoreTowesへ
以前は路線バスが走っていたようなんですが、現在は廃線しているようで、MentMoreTowerへ行くには徒歩かタクシーくらいしか手段がありません。
地図で見ると直線上はそんなに遠くは見えないんですが、周辺は広大な農場になっているので人が通行できるルートを使うと遠回りになるため、歩いて40分はかかります。
人間が歩く想定がないのか車道しか通っていませんが、道路の両脇は林のようになっていて何も見えません。ただ、しばらく歩いていくと開けた場所が現れました。
そこから遠目にMentMoreTowersの建物が。
CALLINGのMVを見て以来、ずっと自分の目で見たいと願ってきた場所です。頭の中で「CALLING」のイントロギターが鳴り響くのを感じます。
(手前に見えているのは羊です。メントモアタワーズの前が開けた草原になっていて、そこにたくさんの羊が放牧されていました。)
さらにそのまま道なりに歩いていくと、あたりは森に囲まれて建物は見えなくなりました。ところどころに屋敷に続く道が伸びているのですが、どこも巨大な門によって厳重に封鎖されていました。
門には「M」のエンブレムが刻まれているので、この先に屋敷があるのでしょう。
一番近い場所では「TheSTAG」という名前のパブが営業していて、公開されていた当時は多くの観光客が訪れていたのでしょうか?ZIKILLの面々もここで飲んだりしたのかな?
屋敷の裏手側には小さな教会と墓地がありましたがここも封鎖されていたので、これ以上屋敷に近づくことはできそうもありません。
わざわざイギリスまで来て法を犯すようなバカな真似はしたくないので、今回はこれで我慢。遠目からでも長年夢見てきたMentMoreTowersの建物が見られただけでも感動です。

ZI:KILL ROCKET LONDON side MVロケ地を巡る
留学に役立つ最強ツール3選






