窯焼きPIZZAと暗闇バー

ひとり飲み

花銀をそぞろ歩きながら、今夜の晩酌はどこにしようかとお店を探していると嵐山通りの入り口にやたら派手な看板がかかっているのを見つけました。

小路に入ると通りの両側に小さなお店が軒を連ねていて、いくつか営業しているお店がありますが、ほぼ灯りの消えた空き店舗ばかり。
入口に洋食屋さんとそのお隣にあるのが今回立ち寄ったピザ屋さん「PizzaCoast」です。

お店の中はそんなに広くないようで、カウンターに6席程度とテーブル席が2つある程度。
カウンター内がそのまま厨房になっていて、厨房の端に焼き窯がありました。ここでピザを1枚1枚焼いているみたいです。

メニューはやっぱりピザが中心。マルゲリータやマリアーナなど本格的なイタリアンピッツアのお店みたいです。
チーズやハムといったサイドメニューのおつまみ系やパスタなんかもありますが、やっぱり今日はピザでしょう!

ドリンクメニューはビールとワインが豊富。ピッツァとビールなんてデブまっしぐらな組み合わせですが、これは抗えん。。

窯から出てきたばかりのトマトがジューシーでチーズトロトロ、オリーブオイルが香る焼きたてピッツァは本当に最高。小食な私にとってピザ一枚はなかなかの量なので、一人で完食できるか不安だったものの、物足りないくらいペロッとイケてしまいました。

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スパル通りには沢山のスナックやバーが点在しています。
通りにかかっている看板を見ればどこもかしこも「スナック●●」
そんななかでBARの看板もチラホラ見かけますが本当にバーなのかはちょっと怪しい。バーと掲げているけどスナックだったみないなお店もたまにあります。

あるとき通りを歩いていると、民族音楽のような不思議な音楽が聞こえてきたので、どこから聞こえるのかとあたりを探ってみると、通りに面した建物の2階の窓が開いていてそこから音楽が漏れ聞こえているのを発見しました。
2階なので外側からでは店内の様子は解らなかったですが、お店の中は暗い様子でミラーボール的な光が天井に反射しているのだけは確認できる。
クラブみたいなお店でもあるのか?と思いつつ、音楽的な雰囲気からはヒッピー的な人たちがワイワイしている様子を勝手に想像しました。
いったい何のお店なんだろう?とあたりを探すと、建物の2階へ続く階段と、入口にただ「BONZ」という表記だけがある看板を発見しました。
ますます何のお店かわからない。。。

以来、ずっと何のお店なんだろう?と気になっていたのですが、あるとき1件目のお店で良さげなバーは無いかと尋ねると「BONZ」を紹介されたので、バーなんだということが判明しました。

というわけで今日の2件目は「bar BONZ」

お店の中は想像通り真っ暗。お店の外からでも確認できたミラーボールがやっぱりあって、ネオン的な色付きの小さなライトが天井にパラパラとある程度。お店の奥の壁を一面覆うようにかかった大きなスクリーンにサーフィン映像がプロジェクターから投影されていて、それがお店の中を照らしているという感じです。カウンター内にはスタッフさん用のライトがあるけど、客席側は真っ暗。となりの人の顔もよく見えない。。。

板張りの床に流木や廃材を利用したようなハワイ調の内装で、何かのお香みたいな香りが漂うオシャレなお店で、ときおり演出のスモークがたかれます。ドリンクの種類がかなり豊富で、お店のオリジナルカクテルが沢山ありました。そして嬉しいことに”ギネス”がある!(缶だけど)

食事は無い模様ですが、これでもかと大盛にされたスナックやナッツなどがお通しで出ててくるので、これだけで十分です。

スクリーンでは常にスキーやサーフィンなどの映像が流れていて、スタッフさんもいかにもスポーツ好きという感じ。実際スキーやサーフィンをやられているみたいで、そういう話を聞くと北海道だなと感じますね。
一応カラオケもできるみたいで、巨大なスクリーンにカラオケを投影して歌うスタイル。スナックみたいにモニターが数か所あるわけではないので、カウンターの奥からだとスクリーンが見えないので、みんなスクリーン前まで移動して、ちょっとした一人舞台みたいになります。

すごく賑やかなお店で値段もめちゃくちゃリーズナブル。
はしごするにはとてもいいお店を発見してしまいました。

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